仕事をする上で、「逆算思考の必要性」は誰しも少なからず
一度は耳にしたことがあるかと思います。
営業であれば月々の目標を達成するためにどうするか?
製造であれば納期に合わせた完成品を○○本あげるためには? etc...
この考え方は非常に有効で、ビジネスをする上で無くてはならない思考です。
またこの逆算思考を持ち続けて仕事をこなす習慣をつけておけば、
「決められた時間の中でどうやりくりするか?」というスキルが磨かれます。
通常、だいたいのことはこの逆算思考で処理&解決できますが、
景気がよく、突発的な案件や受注が増えやすいこの時期だったり
そこにトラブルやクレームが重なることで
とたんに逆算思考で立てた理想的な(と考えていた)計画が軒並み崩れはじめます。
私自身も最近この課題に直面しました。
そこで取り入れたのが積み上げ思考。
積み上げ思考のメリットとしては
「現状のまま進行した場合の未来を計算、予測しやすい」点です。
それにより「かかりそうな作業時間」が見えてくるため、
逆算思考で立てた「理想のスケジュール」とのギャップが明らかになります。
ギャップを明確に可視化出来れば、
それに合わせたより現実的な計画が立てられますので
逆算思考の精度が上がり更なるスキルアップにつながります。
またこの繰り返しで、現実と理想のギャップが少しずつ無くなり
次回以降の仕事の計画性の精度が高まり、仕事の効率化にもつながります。
・逆算して計画しているはずなのに、いつも納期どおりに仕事が終わらない
・トラブルやクレーム対応などで本来進めるべき仕事が進まない
上記のような方は、
通常やっている逆算思考に加えて、積み上げ思考の観点を取り入れることで
問題解決につながるかもしれません。