日研工作所 社員ブログ

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2018年02月06日

逆算思考と積み上げ思考

仕事をする上で、「逆算思考の必要性」は誰しも少なからず

一度は耳にしたことがあるかと思います。

 

営業であれば月々の目標を達成するためにどうするか?

製造であれば納期に合わせた完成品を○○本あげるためには?  etc...

 

この考え方は非常に有効で、ビジネスをする上で無くてはならない思考です。

 

またこの逆算思考を持ち続けて仕事をこなす習慣をつけておけば、

決められた時間の中でどうやりくりするか?」というスキルが磨かれます。

 

通常、だいたいのことはこの逆算思考で処理&解決できますが、

 

景気がよく、突発的な案件や受注が増えやすいこの時期だったり

そこにトラブルやクレームが重なることで

とたんに逆算思考で立てた理想的な(と考えていた)計画が軒並み崩れはじめます。

 

私自身も最近この課題に直面しました。

 

そこで取り入れたのが積み上げ思考。

 

積み上げ思考のメリットとしては

「現状のまま進行した場合の未来を計算、予測しやすい」点です。

 

それにより「かかりそうな作業時間」が見えてくるため、

逆算思考で立てた「理想のスケジュール」とのギャップが明らかになります。

 

ギャップを明確に可視化出来れば、

それに合わせたより現実的な計画が立てられますので

逆算思考の精度が上がり更なるスキルアップにつながります。

 

またこの繰り返しで、現実と理想のギャップが少しずつ無くなり

次回以降の仕事の計画性の精度が高まり、仕事の効率化にもつながります。

 

・逆算して計画しているはずなのに、いつも納期どおりに仕事が終わらない

・トラブルやクレーム対応などで本来進めるべき仕事が進まない

 

上記のような方は、

通常やっている逆算思考に加えて、積み上げ思考の観点を取り入れることで

問題解決につながるかもしれません。