３ヵ月遅れでプロ野球が６月１９日開幕した。待ちに待ったという感情と本当に開幕して大丈夫かという複雑な感情が入り混じってこの日を迎えた。 しかし、開幕したからには応援しているチームの動向は気になる。今までの様に途中経過を気に掛ける日常が始まった。つまりコロナ禍には無かった日常が戻った様な気にもなった。先日から５０００人を上限に観客を入れた有人試合も始まった。しかし、プロ野球につきもののトランペットや太鼓、応援歌の合唱は自粛を強いられている。 本当の意味でのプロ野球の日常は満員のスタンドにトランペットやチャンステーマが鳴り響き、カクテル光線を浴びた選手が放つホームランボールをスタンドの子どもが掴み、次のプロ野球選手を夢見る。それこそが、野球場に集う人々の日常だと思う。こんな日が早く来ることを切に願ってやまない。