日研工作所 社員ブログ

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2019年10月02日

大変な時こそ冷静に対処すること、知識や経験の大事さ

みなさま、こんにちは。

 

先日、営業途中に「大変な時こそ冷静に対処すること」「知識や経験の大事さ」を身を持って経験することがありました。内容は、以下の通りです。

 

お客様へ向かう途中に、右折するため、交差点で信号待ちをしていました。私の前には、約5~6台 車がいたのですが、信号が変わっても、進みません。そのまま待機して、2回目に信号が変わったときに、前2台が3台前の車を避けて進んだので、「故障かな?」と思い、同じく指示器を入れて、避けて進みました。停車していた車は、ハザードランプもなく交差点前で停車していたので、どうしたものかと見てみると、運転手の方がハンドルも持たずに倒れていました。一旦避けて少し進んだものの、「え、まずい」と思い、停車していた車の前にハザードランプを点けてから停車して、声を掛けたのですが、無反応でした。運転席側の窓が空いており、身体を揺すっても目を覚まさなかったので、後ろにいた車 何台かに状況を説明して、「助けて下さい!」とお願いしました。1人の方が「119します」と言ってもらえたので、私は110をしたのですが、繋がりません。(後で気付いたのですが、無線イヤホンを携帯に繋いだ状態で、車内にイヤホンを置いていたことで、携帯本体で通話が出来ない状態でした)倒れている人を目の当たりにして、緊急車両が到着するまで、何をすれば良いのか分からず、情けないことに、「早く目を覚まして!無事でいて!緊急車両早く来て!」と祈るしか出来ませんでした。15分ほどして、近くにあった交番から緊急車両が信号待ちで向おうとするのが見えたのですが、ほぼ同じタイミングで、運転手の方が目を覚まされました。その後すぐに、警察官が来て、色々と対応をされ、とりあえずは、大丈夫そうなので、簡単に状況だけ伝えて、その場を離れました。

 

今回は結果的に目を覚まされて、運転手の方が無事そうだったので、本当に良かったです。それに、周りにいた人も冷静で親切な人が多くて、誰一人としてクラクションを鳴らす人もおらず、優しい人が多いのだと実感しました。

 

しかし自分自身を振り返ると、色々と慌ててしまい、冷静に対処が出来なかったこと、このような場面で何をすれば良いのか知識も経験もなく、ただ怖くて、祈るしか出来なかったこと、また自分の行動自体が最善であったとは言い切れない点もあり、非常に情けないことです。たまにテレビなどで、倒れている人へどのような対応をするか講習会をしましたという内容を目にしますが、他人事のように感じていました。でも今回のことを経験してみて、他人事ではなく、自分も少なからず知識や経験を持っておきたいと感じました。私の場合は、全く未経験だと怖くて、何も出来ず、冷静でいることも出来ませんでした。講習を受ける機会があれば、近いうちに1度は受講してみようと思います。

 

でも本当に怖くて泣きそうだったので、もう誰も倒れないでほしいというのが、本音です・・・。

 

それでは。